石田純一の出馬断念に東国原氏「立候補を甘く見ないで頂きたい」

※東国原英夫Twitterのスクリーンショットです

石田純一の出馬断念に東国原氏「立候補を甘く見ないで頂きたい」

7月12日(火) 16:54

野党統一候補となるのであれば、東京都知事選に出馬するという条件を出していた俳優・石田純一(62)。結局「タイムリミット」が来たということで出馬を断念することとなった。12日朝に放送された『羽鳥慎一モーニングショー』(テレビ朝日系)では、石田の独占インタビューを行ったが、その中では息子・理太郎くん(3)から(現在のように)一緒にいる時間が多い方がいいといった趣旨の話をされたことを明かした。これも出馬断念の理由の一つになったようだ。

こうした状況を受け、元宮崎県知事で2011年に東京都知事選に出馬した東国原英夫氏(58)がツイッターで苦言の3連投を行った。

「石田純一氏、出馬断念らしい。そりゃそうだろうな。一体、この数日のドタバタは一体何だったのだろう。氏の、ワイドショービジネスは、天然なのか、計算尽くなのか。メディア対応へのタイムリミットがあるからって。そんな事は、当然、準備・根回ししておくべき。」

「それをやらなかったのは天然なのか、それすらも話題になるという計算尽くなのか。」

「真に志や理念とかがあるのなら、「メディアのタイムリミット」も「野党統一でなければ」も無いと思う。単独・一匹狼でも、立候補すべきである。余り、政治行政や立候補という行為を甘く見ないで頂きたい。」

このように、突然手を挙げて注目を浴び「台風の目」などとも言われた石田が3日で出馬を撤回したことについて、準備不足と覚悟の無さに苦言を呈した。また、話題作りだったのかもしれないという見方も示した。

野党統一候補は12日現在、ジャーナリストの鳥越俊太郎氏(76)に絞られつつあると報じられているが、石田はこの立場を取れなかったということだ。民進党からはなかなか連絡が来ず、石田にとってもタイムリミットが来て出馬断念となった。また、妻・東尾理子(40)は終始反対の立場を取っていた。

東国原氏は石田に厳しい意見を今回送ったが、同氏もかつて自民党に要求を出し、受け入れられなかったことがある。それは2009年6月、自民党に逆風が吹いていて民主党の政権交代も現実味が帯びた時のこと。古賀誠選対委員長から同年8月の衆院選への出馬を打診され「私を次期総裁候補として闘う覚悟があるか」と述べたのだ。「自民党から出させたいのであれば、総裁にしてください」と要求していると解釈された。党内からは難色を示す声が多数出て実現はしなかった。

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