5人組バンド・INKTの田中聖（30）が、熊本地震に関し、「やらない善よりやる偽善」をブログで説いている。名古屋で移動中だという田中は、現状我々がやるべきことを以下のように述べた。

「こういう状況になると
偽善者
だとか
不謹慎って言葉ばっかり先行するけど

ずっと言ってるけど
やらない善よりやる偽善だよ

普段言葉狩りしちゃう人もさ

偽善でいいから協力し合おうね

こういう犯人のいない事態には協力するしかないと思うし」

と述べた。そのうえでできることを探すと述べ、

「あれやった
とか
これやった
とか言うつもりもないけど自分で探して出来る事はやってくし続けてくから」

SNSでは、こうした災害の際、ボランティアに行く人々のことを「邪魔になる」「行っても役に立たない」などと否定することがある。その一方でそういった否定的な発言者に対して、「あなたは何もしていない」との意見もある。こうした論争に対し、正解は何かは分からないものの、田中は「やらない善よりやる偽善」という選択を取るのが良いと考えているようだ。

さらに、現在田中ができることとし、「通れた道マップ」やNTT東西による「災害用伝言板」など災害時に必要な情報が掲載されたサイトへのリンクを紹介した。

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