2020年の東京五輪エンブレムがベルギーのリエージュ劇場のロゴと酷似しており、またサントリーのキャンペーンバッグでも多数の元ネタ作品が見つかったことで、騒動になっているデザイナーの佐野研二郎氏から、トートバッグに「BEACH」というデザインを“盗用”されたアメリカ人デザイナーのBenn Zaricor氏が、Facebookに自身がデザインした東京オリンピックのエンブレムを公開している。
Zaricor氏は、訴えを起こす構えをみせながら、佐野氏のエンブレムに対抗する形で、Facebook上に独自にデザインした「新しい五輪エンブレム」を公開した。赤い丸は太陽と日本人の精神および聖火、また波はTOKYOの「T」の形で、聖火トーチそのものの形をあらわすという波を配置。波は葛飾北斎からインスパイアされたもののようだ。
このエンブレムについて、日本人の間では当初賛否両論だったようが、Zaricor氏が最終的にTOKYO2020という文字を入れ、調整したデザインには、
「シンプルで力強く、好きだ」
「“公式ロゴ”よりもずっといい」
「これいいなあ、美しい」
など、評価する声が多数寄せられている。
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