元テニス選手でスポーツキャスターの松岡修造（47）が、ATPワールドツアー・ファイナルで錦織圭（24）が初戦で勝利を収めたことに対し、見解と祝福を述べている。

　ATPワールドツアー・ファイナルはATPワールドツアーの年間最終戦で、世界ランキング上位8名だけが出場権が得られる。この大会に、世界ランキング5位の錦織はアジア人選手として初の出場を決めた。9日には錦織の初戦が行われ、世界ランキング6位のアンディー・マリー選手を6－4、6－4で破ったのだ。

　この勝利に対し、松岡は自身の公式HPで見解と祝福を述べた。錦織は小学生の頃に松岡がテニスを指導する「修造チャレンジ」に参加しており、松岡とはその頃からの仲。松岡は

「圭は強い！その一言につきます。」

と感想を述べ、試合について、両選手が焦っていたことや、無我の境地、zoneにはいり、全ての主導権を得ることができる「圭スイッチ」が入っていたことなど、試合の流れなどの自身の見解を明らかにした。その上で、
「圭、マレーの一勝は大きいぞ！」
「世界が圭の強さを再認識した瞬間だ」

と錦織を祝福し、応援している。なお、錦織選手は11日の午後11時以降、「生きる伝説」ともいわれる世界2位のロジャー・フェデラーに挑むことが予定されている。


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