SKE48から一気に9人が卒業することが発表された。今回卒業するのは、小木曽汐莉（20）、矢神久美（18）、高田志織（22）、平松可奈子（21）、桑原みずき（20）、上野圭澄（18）、小林絵未梨（18）、原望奈美（17）、赤枝里々奈（16）の9人。

　卒業を聞いたSKEの他のメンバーも続々とブログを更新するなど、複雑な心境をつづっているところだが、そのなかで大矢真那（22）は、「今回の卒業に関しては、誰に聞くともなく話が入ってきていました」という。

　なんとなく耳に入ってきていても、具体的にいつ発表されるのかなどは明かされないままこの日を迎えたことについて、大矢は、「開けたくない、開かないでいてほしい箱を抱えながら紅白歌合戦までは、そこだけを目指しそれ以外は全部気づかないふり、見ないふり、決めました」と辛い日々を過ごしていたことを振り返る。

　そして、卒業していくメンバーについて、「卒業した、または卒業するメンバーが『これくらい前から考えていました』と言いますが、ちょっと説明不足かな、と思います」とファンや他のメンバーに対する姿勢について、疑問を投げかけた。

「一年、一ヶ月、数日、様々な感情の中で過ごしています。今、苦しい、今日泣いている、そんな時ここを去ればその理由から去ることができる。または単純にものすごい疲労を感じたり、どうやっても楽しいと感じられなかったり、SKEではなくても、社会人じゃなくても生きていて暮らしていくって同じことじゃないかな、と思います」と、あえて知らぬふりを決め込みながら活動をつづけてきた胸の内を明かす。

　これらの思いを、年が明け少しずつその日のために書き留めてきたという大矢。公演での卒業発表に立ち会って帰ってきてからは、「やっぱりこの日には何も書けません」「SKEを好きだと思って下さるみんなみんなと同じ気持ちの同じ夜を　おやすみなさい」とつづるにとどめた。


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