元・俳優で現在自称「ハイパーメディアフリーター」の黒田勇樹さん(29)が、俳優で反原発活動家の山本太郎(37)が一般企業に就職した件についてブログで見解を述べている。
黒田さんは山本の就職先が「次世代エネルギーを扱う企業」であることに対して「誰がどう見ても広告塔としての契約ですよね」と意見を述べるも、山本の真意は分からないため、その真意については「今回は触れません」と前置きをし、「注目したいのは正社員として雇用するけど芸能活動OK という雇用形態について」だと綴る。
黒田さんは、ほとんどの「芸能人」は自営業か経営者で、所属事務所とは雇用契約ではなくマネージメント契約で結ばれているため、所属事務所は「いわば外注の営業さん」。つまり所属事務所は取引先にあたり、「どんなに売れている俳優さんでも歌手さんでもほとんどの人が社保じゃなくて国保に入っているわけですよ!!!」と説明している。
ハリウッドでは俳優協会が強く社会保障がしっかりしている事を例に挙げ「どうにか俳優さんや芸能人の人たちの社会保障をしっかりしてあげたいと考えていた矢先のこのニュース」だと述べ、「(山本が)芸能活動で休んだ日は有給扱いになるのか」「芸能活動で得たギャラは一時所得として計上するのか」など、「生暖かく見守っています」と締めくくっている。
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