佐野慈紀氏、すぐに改善すると思っていた持病の恐ろしさ「皆さんどうか甘く見ないで」

提供:Ameba News/ブログ発

近鉄バファローズなどでピッチャーとして活躍した元プロ野球選手の佐野慈紀氏が19日に自身のアメブロを更新。すぐに改善すると思っていた持病の恐ろしさをつづった。

【写真】手術を終え“元気です”と報告した佐野慈紀氏の姿

糖尿病による感染症が進行したため右腕の切断手術を受けた佐野氏はこの日、糖尿病が発覚した際に食事制限をしていたことを明かし「透析を始める前なんてストイックにやりすぎて栄養失調になりかけたくらい」と説明。「透析だけは避けたがったから必死だった」(原文ママ)と述べつつ「このままでは命に関わる。生きるために透析しましょうと医師に言われ受け入れた」とつづった。

続けて「週3回の透析治療が始まって節制しながら朝のウォーキングを始めた」というも、足裏に痛みと腫れを感じて定期検診で主治医に診てもらった際に「緊急オペで右足中指を切り落とす事に」と告白。「指先に小さな傷がありそこから感染したらしい。重症下肢虚血」と病名を明かし「何とか足を残す為に治療を続け」「治療の甲斐あって中指以外は無事に残り退院」と報告した。

一方で「数週間後透析中に心臓がチクリとした」といい、医師に相談した結果「大きい病院に移った方が良いということで診察し」「心不全でたちまち再入院」と説明。右手の小さな傷が治らないことを伝えると「カテーテルをいれて血流を改善しましょうとなり手術」と明かしつつ「心臓の経過を見ながら指先にも注視するが指先の傷口が拡がって来たのがわかる」「ほんの数週間で指先は壊死したのだ」と当時を振り返った。

また「糖尿病による動脈硬化の影響で血流が届かなかったのだろう」と推測し「感染を拡げない為に洗浄を繰り返す」と説明。一方で「中指にも感染が飛び火」「いよいよ右手人差し指と中指を切断することに」と明かし「これで無事に傷口が塞がり感染が止まればと思い虚しく感染の巣は消えてなかった」「再び洗浄が始まる。一度患部を見たのだが膿が溜まって酷い状態。それを洗い流す作業の繰り返し」と自身の様子をつづった。

さらに「洗浄の範囲はどんどん拡がってくる」と述べ「感染が血液に乗って心臓に飛び火するリスク」もあったことを説明。「最善を尽くすには何がベストか?熟考するのが常だがそんな事は言ってられない。即決即断で右腕の切断が決まった」と明かし「指を落としてから僅か数日の出来事。感染の恐ろしさを目の当たりにした」とコメントした。

最後に「糖尿病と言われ透析になるまで節制はしていた」と述べ「最初はすぐに改善すると思っていたしここまで酷くなる」と思っていなかったことを説明。「改めてその恐ろしさを痛感した」といい「しっかりと管理すれば合併症のリスクは下がる。糖尿病と言われた皆さんどうか甘く見ないで」「糖尿病は恐ろしい」とつづり、ブログを締めくくった。

関連記事

Ameba News

著者AmebaNews編集部

ブログ発 新着ニュース

合わせて読みたい記事

編集部のおすすめ記事

注目トピックス

エンタメ アクセスランキング

急上昇ランキング

Ameba News

注目の芸能人ブログ