SKY-HI、昨年語っていた『THE FIRST』への想い「日本のエンターテインメントに今一番必要な事」

提供:Ameba News/ブログ発

AAAのメンバーで“SKY-HI”名義でソロ活動中の日高光啓が、昨年10月31日に自身のアメブロを更新。自費で1億円以上を投じたボーイズグループ発掘オーディション『THE FIRST』の始動にあたって、想いをつづっていた。

昨年9月26日、自身が発起人及び代表取締役CEOとしてマネジメント&レーベル運営を行なう新会社・BMSGを設立したことを発表していたSKY-HI。この日のブログでは「来年の9月にはビックリするくらいいい発表が出来ているようにめちゃくちゃがんばる」と意気込みをつづった。

続けて、BMSGのステートメントを掲載。「これまで15年間、AAAそしてSKY-HIというアーティストとして活動してきた。マネジメント事務所やファンに支えてもらい、恵まれた環境でやってこれたと感謝している」と述べる一方で「いつダメになってもおかしくなかった、と今だから言える。自意識と他意識の剥離、望まぬ方向への期待、誹謗中傷や押し付け、裏切り。自分を潰してしまいそうになったことは何度もあった」と回想した。

また「文化、芸術、芸能を生業として生きてきた、そして生きていく人間として、どうしても看過できない問題が二点ある」としたうえで「才能が歪んだ形で消費され、救われないケースが多いという事」「確かな才能を担保に成功を掴んだ人間が、実際に幸せに生きている可能性があまりにも高くないという事」と列挙。「アーティストやアイドルがクリエイトに集中して良い作品を産み続ける環境を作る事は最重要課題にして最難関でもあるのが現代だ」と持論を述べた。

そして「だから、新しく会社をつくることにした」とコメントし、会社名の由来について「Be MySelf Groupの略で、つまりは『自分のままで』という意味。アーティストが、アイドルが、自分らしく才能を開花させられる環境をつくっていくレーベル」と説明。「これまでのマネジメントのやり方だけじゃなくて、食べていけるまでの道筋、売れた後の道筋、メンタルサポート、悩みを晒せるコミュニティづくり、対等な契約、そしてファンとの本当の意味での信頼関係の構築や共生、など、今まで必要とされながらも用意されることのなかった、新しい仕組みをつくっていこうと思う」と決意をつづった。

その後「オーディション『THE FIRST』行います」というタイトルでブログを更新。「2021年デビュー予定のボーイズグループ(五人組を予定)のオーディションを行います」と切り出し、「物凄い数の応募が来ている…ありがたい限り」とコメントした。

さらに、オーディションを開催した理由について「才能の流出を防ぐため、ではない。正確には、才能を殺さないため」と述べ、「上手くいけば世界的なスターであった才能が、人知れず消えていくことは本当に、本当に多い」「現在の日本で輝く場所を見つけられる可能性がとても低いのは確かであると思う」と本音を吐露。「クリエイティブファースト、クオリティファースト、アーティシズムファースト。まずこれを前提にしたボーイズグループが存在する事が、日本のエンターテインメントに今一番必要な事だ!…と、思うので募集をしているわけです」と明かした。

最後に「君が持っている特徴や長所は、発揮する場所さえ手に入れれば人の耳目を一身に集める“才能”へと変貌する。まだ見ぬ君の力を、才能を貸して欲しい」と呼びかけ、ブログを締めくくった。

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