漫画家のサシダユキヒロさんが10月22日にオフィシャルブログ「僕の生きる道」を開設。2010年7月に脳腫瘍で倒れ、2015年2月に今度はひき逃げに遭った後遺症で左半身麻痺が残る障害を持つに至った経緯を自身の漫画『俺は2度死ぬ』と共につづっている。

■任意保険に入っていなかった犯人

13日に更新したブログでは、ひき逃げに遭い損害賠償請求をおこなったときのことを回想。弁護士が算出した賠償金は1億円を超えていたといい「それだけの重大な障害が残ったと判断したのでしょう」とコメント。しかし、なんと犯人は任意保険に入っていなかったと明かし「1億円…そんな賠償金が入っていたら今の生活もっと楽になっただろうなぁ…（遠い目）」とつづった。

■犯人の父親の呆れた態度

14日に更新したブログでは、ひき逃げ犯が任意保険に入っていないため、保険会社から賠償金が支払われるわけでもなく「1億円なんて普通の人が払いきれる額ではありません」とコメント。

犯人の父親からは「息子と縁を切っているから関係ない」と言われ、代わりに賠償金を払う気がないという態度であったという。これに対して「これ…酷くないですか？」と怒りをあらわにし「あなたが育てたあなたの息子さんですよね？」「血の繋がった子供が人様を巻き込んで起こした重大な事故。それなのに自分は関係なって…と、呆れていました」とつづった。

引き続きブログでは、2010年7月に脳腫瘍で倒れ、2015年2月に今度はひき逃げに遭った後遺症で左半身麻痺が残る障害を持つに至った経緯を自身執筆の漫画「俺は2度死ぬ」と共につづっている。