2019年に悪性リンパ腫を患い、余命宣告を受け、2度の抗がん剤治療を行うも、完治には至らず、2022年2月に2回目となる余命半年の宣告を受けた加治川健司さんがAmebaブログを開設。娘へのメッセージやがんの体験談をつづった著書『お父さんは、君のことが好きだったよ。「余命半年」の父が娘へ残すことば』（扶桑社刊）が話題に。

■首筋にできたしこり

21日に更新したブログでは「2019年6月14日。朝起きると首筋にしこりができていた」とつづり、悪性リンパ腫が発覚したきっかけについて回想。「巨峰くらいの大きさのしこり。触った感触も葡萄のようにプニプニしている」「痛くもないし痒くもない」と説明し「放っておいてもいいんだけどちょっとカッコ悪いかな」くらいに思っていたことを明かした。

■首のしこりを見た薬剤師

同ブログでは、昼食を食べ、高円寺駅に向かう途中にドラッグストアで「このしこりを治す薬をください」と薬剤師に声をかけたと振り返った。すると、首のしこりを見た薬剤師から「すぐに病院に行ってください。脳のそばにできた腫瘍はすぐに調べた方がいいです」と言われたといい、当時は「病院か。。。面倒くさいな」と感じた事を回想。このことがきっかけとなり悪性リンパ腫が発覚したため「後日、この時の薬剤師さんの迅速な対応に感謝することになるのをこの時はまだ気づいていない」と述べ、ブログを締めくくった。