提供:Ameba News/ブログ発
2019年の2月にステージ4の舌がん(左舌扁平上皮がん)、4月に食道がんの手術を受けたタレントの堀ちえみが6日に自身のアメブロを更新。絶望の沼底まで堕ちた舌がんの手術後を振り返った。
この日、堀は「寒い季節に向かい始めると、約5年前のあの訳の分からない、口の中の痛みに悩まされていた私を、思い出します」と切り出し「その頃を振り返っても、大変だったなぁとか、あの時こうしていれば良かったという、後悔の念や負の気持ちも薄くなり」と説明。「全ては運命であったということ」と述べ「経験させてもらったからこそ成長できた、そんな自分だけを見ることが、やっとできるようになれたこと」とつづった。
続けて「それまでとは全く生き方も感じ方も違うし、ラクで楽しい毎日を、過ごせるようになりました」と明かし「きっとあの時に、思い切り泣いて泣いて、思い切り悩みに悩んで、絶望の沼底まで堕ちたからだと思ってます」とコメント。「あの頃私はまだ未熟でした」と当時の自身について述べ「精神が弱くて甘かった。現実逃避もしていたし、人のことが羨ましいと思うときもあったから」とつづった。
一方で「物心ついた時から、『人のことを決して妬むな』『人のものや自分が持っていないものに対して絶対にいいなぁと思うな 口に出して言うのはもってのほかだ』とそのようなプライドを持つよう、両親から叩き込まれていた」と説明。「普通に話ができ、普通に食事ができる人のことを、羨ましいとは思っても、妬むまでは行かなかった」(原文ママ)というも「時々 羨ましいを通り越して、いいなぁと妬みそうになる感情も」「時々顔を出しそうになりました」と告白した。
また「そのような感情が湧くと、自分のことが悲しくて可哀想になり、哀れで醜く感じた」と述べ「沸いては押し殺して引っ込め、燃やして埋めました」と説明。「それらの感情を失くしてからは…人のことが羨ましければ、普通」「の人のようにお話ができるように、リハビリに精を出し近づけばいい」と思っていたことを明かし「やるしかありませんでした」とつづった。
最後に「先ずは言葉が通じること、食べものが飲み込めることを目標にして、突っ走りました」と述べ「そのようなことが身に付けられたことも、病気で得たことのひとつ」とコメント。「経験は無駄にはしたくないですね。それに一生忘れたくないです」と前向きにつづり、ブログを締めくくった。