11月25日、キューバのフィデル・カストロ前議長が亡くなった。90歳だった。カストロ氏の死去について、キューバ出身のタレント・SHEILA(43)がブログで哀悼の念を表している。SHEILAはキューバ在住の母から訃報を聞いたようだ。
カストロ氏の弟であるラウル・カストロ議長がテレビで涙ぐむ様子で兄の死を伝えたという。そしてSHEILAはこう続ける。
「カストロさんにはタイミングが合わずでお会いすることができなかったのですが、ご家族とは仲良くさせて頂いてたので悲しいです。
国民にこんなに愛されたリーダーはいないと思います。」
このように、SHEILAはカストロ氏の家族と面識はあったというのだ。そのうえで、今年カストロ氏が安倍晋三首相と会ったことを喜ぶ。
「トランプ大統領になり、この先のキューバが異常に心配ですが、カストロが創りあげてくれた社会主義の良い部分は残しつつ、キューバが開花されていくことを心から願います。」
アメリカとキューバの国交は2015年7月に54年ぶりに回復したが、トランプ氏が米大統領に就任することからSHEIILAはキューバの行く末を心配している。
カストロ氏は、1959年にチェ・ゲバラらとともにキューバ革命で政権を倒し、キューバを社会主義国家にした。2008年に弟のラウル氏に議長座を譲った。
SHEILAはカストロ氏と本当に会いたかったとつづった。
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