台湾の定番朝ごはんを日本の家庭料理にアレンジ! ペギーさんの「豆乳スープ」/ペギーさんの台湾朝ごはんとおやつ(1)
堪能な日本語での料理教室が日本人旅行者から大人気の台湾料理研究家、ペギー・キュウさん。そんなペギーさんが、料理教室の生徒さんから「日本の食材で作るにはどうしたら?」の問いに応えようと、日本人が家庭で簡単に再現できる台湾レシピを完成させたんだそう!
シンプルなのに美味しい絶品朝ごはんや、ワクワクする見た目のおやつなど、スーパーで買える食材でお手軽に作れるレシピをご紹介します。ぜひお試しを!
※本記事はペギー・キュウ著の書籍『ペギーさんの台湾朝ごはんとおやつ』から一部抜粋・編集しました。
■大根餅の卵焼き
■<蘿蔔糕加蛋(ロウボウガオジャーダン)>
卵と一緒に焼いた大根餅は熱々ホクホクで柔らかく朝ごはんに最適!メインは上新粉と大根だけ。電子レンジで作れる簡単なレシピを紹介します。
■材料(作りやすい量)
A
・大根(千切り)…250g(約3cm)
・塩…小さじ1
・水…大さじ1
・砂糖…小さじ1/2
・サラダ油…大さじ1
・白こしょう…少々
B
・上新粉…120g
・コーンスターチ…小さじ1
・水…130ml
卵…1個
■作り方
1耐熱容器(600~800ml)にAを入れてよく混ぜ、ラップをして600Wの電子レンジで約4分加熱する。
2Bをよく混ぜてから1に加え、さらに混ぜる。少し隙間をあけてラップをし、600Wの電子レンジで約7分加熱する。箸などを挿してどろっと生地が付くようなら、1分ずつ追加で様子を見ながら加熱する。
3完全に冷めたら取り出して2cm幅に切る。
4サラダ油(分量外)をひいたフライパンを熱し、カットした大根餅2枚をのせ、両面に焼き色が付いたら上から卵を割り、卵黄をつぶして表面に広げる。
5裏返して卵に火が通ったら、取り出して食べやすい大きさに切って皿に盛り、好みのソースをかける。
※ 焼く前の生地は冷凍で約2週間保存可能。耐熱容器はガラス製がおすすめ。
※電子レンジは、機種に合わせて加熱時間等を調整してください。
■ペギーさんのお楽しみ
■台湾ソーセージ入り大根餅
<港式蘿蔔糕(ガンスーロウボウガオ)>
台湾ソーセージ(ハムやベーコンでもOK)と水で戻した干ししいたけを刻んでごま油で香ばしく炒め、フライドオニオンと一緒に、作り方2でBと一緒に混ぜます。
【著者プロフィール】
ペギー・キュウ
台湾料理研究家。堪能な日本語での料理教室が日本人旅行者から大人気。2017年、台湾中餐丙級證照(台湾国家試験調理師資格)を取得。士林市場近くのスタジオで料理教室を行うほか、日本で台湾お菓子の店「好日子台菓子」を開店準備中(2024年4月現在)。
著=ペギー・キュウ/『ペギーさんの台湾朝ごはんとおやつ』
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