会社のなごやかなバーベキューが一転…不倫相手VSサレ妻の修羅場に!こわいウラの意味を持つ妻の一言

会社のなごやかなバーベキューが一転…不倫相手VSサレ妻の修羅場に!こわいウラの意味を持つ妻の一言

5月5日(日) 8:47

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職場の仲間達とレジャーを楽しむことがきっかけで、コミュニケーションがより良くはかれれるようになる場合もありますが、実際なかなかそう上手くはいかないようです。

今回は、良かれと思って企画したバーベキューが修羅場と化してしまった女性のエピソードをご紹介しましょう。

新しいバイト先



桐谷祐実さん(仮名・37歳・主婦)は、今年の頭から個人経営のイタリア料理店でアルバイトを始めました。

「それまでずっとうどん屋さんでバイトしていたのですが、高齢の店主が体を壊して閉店してしまったんですよ。なのでまた飲食店ならすぐに仕事を覚えられるかな?と思い、新しいバイト先を探していたら今のお店にたどり着いたんです」

新しい職場はアットホームな雰囲気で、オーナーシェフの後藤さん(仮名・40歳・男性)とアルバイトの詩織ちゃん(仮名・23歳・専門学校生)と祥子さん(仮名・34歳・主婦)そこに新人の祐実さんが加わるかたちでした。

「皆さん優しく仕事を教えてくれるし、まかないにはシェフの後藤さんがパスタを作ってくれるのですが、残りものじゃなくてちゃんとメニューの中から選ばせてくれるんですよ。それが毎回楽しみで」

親睦会のバーベキューを提案したところ…



元々明るくてフレンドリーな性格の祐実さんはすぐに職場に馴染むことができたそう。

「実は以前働いていたうどん屋は、店主も体が弱くアルバイトも全員高齢で、コロナ禍だったこともあり1度も皆んなで集まってバーベキューのようなレジャーをすることが出来なくてそれが唯一の心残りだったんです」

なので新たな職場では、年齢層も若くなりコロナも落ち着いてきたことだし、さらなる交流をはかるためにも一緒にバーベキューができたらなと祐実さんは考えました。

「新入りの私がそんなことを言い出したらずうずうしいのかな?とも思いましたが勇気を出して声をかけてみたところ、皆んな喜んでOKしてくれたのでホッとしましたしすごくワクワクしましたね」

思わぬ人物が登場



そして当日4人で集合し、念願のバーベキューが始まったそう。

そして楽しくお肉や野菜を焼いていると、なぜか急にシェフの後藤さんがあわてふためきだして…。

「すると妊娠中の後藤さんの奥さんが『よかったらバーベキューのお供に食べてください』と手作りの彩り豊かなおにぎりを差し入れしに来てくれたんですよ」

後藤さんは突然現れた奥さん(33歳)に「え~軽くしか行き先を言っていないのに、よくここが分かったね」と驚いている様子でした。

「そしてせっかくだからと、奥さんも一緒にバーベキューに参加して『妊娠おめでとうございます。赤ちゃんが産まれたら抱っこさせてくださいね』などと美味しいおにぎりもいただきつつ盛り上がりました。隣に座っていた詩織ちゃんに奥さんが『せっかくの機会だから触ってみる?』と大きなお腹を触らせてあげたりと、とても和(なご)やかな雰囲気だったんですよ」

実は修羅場だった



そして身体を冷やしたらいけないからと、奥さんが早々に帰宅すると、なぜか詩織ちゃんがシクシクと泣きだしてしまい、ひとけの少ない方に走り去っていってしまったそう。

「そしたら後藤さんまで『俺ちょっと様子見てくる』といなくなっちゃうし、一体どうしたんだろう?と思っていたんです…。そしたら祥子さんに肩を掴まれて『まさか祐実さんて、後藤さんと詩織ちゃんが不倫関係だって知らないの?』と不思議そうな顔で言われて、えー!とめちゃくちゃビックリしてしまいました」

祐実さんは全く気がついていませんでしたが、祥子さんが言うには2人の間には明らかにねっとりとした空気が流れていて、詩織ちゃんが後藤さんと話す時にふとタメ口になったり、まかないのパスタが詩織ちゃんの時だけシーフードがたっぷりだったり、こっそり机の下で手を繋いでいるところを目撃したこともあるそうで「結構あからさまだったのに、祐実さんて案外鈍いのね」と呆(あき)れられてしまいました。

「じゃあ奥さんが急に現れたのは結構な修羅場だったんだと気がついて、私が騒ぎだしたら祥子さんが『妊娠中のお腹を詩織ちゃんに触るよううながした時の奥さんの目が怖すぎたから、きっと奥さんは不倫に気がついていて威嚇(いかく)の意味でわざと触らせたんじゃないかな』と言い出して、思わずゾワッと背筋が寒くなりましたね」

後日バイトに行ったら



新しい職場での親睦を深めるための楽しいバーベキューのはずが、思ってもいなかった結果になってしまい祐実さんはゲンナリしてしまったそう。

「私が次にバイトに行くと、もう詩織ちゃんは辞めていました。もう2人が別れたかどうかは分かりませんが、後藤さんも何だかやつれていたし、心なしかまかないのパスタもいつもよりしょっぱかったですね」とため息をつく祐実さんなのでした。
<文/鈴木詩子>

【鈴木詩子】
漫画家。『アックス』や奥様向け実話漫画誌を中心に活動中。好きなプロレスラーは棚橋弘至。著書『女ヒエラルキー底辺少女』(青林工藝舎)が映画化。Twitter:@skippop

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