女子SPA!に掲載された記事のなかから、4月に読みたい人気記事を紹介します!
インスタグラムやYouTubeで日々のファッションやレシピを提案するインフルエンサー・きょうこばぁばさん(66歳)。軽やかなグレーカラーのショートヘアが印象的です。60代の今も、好奇心と冒険心を失わず、自分らしいおしゃれを楽しむコツをうかがいました。(初公開日は2022年12月15日記事は取材時の状況)
白髪染めを卒業したらおしゃれがもっと楽しくなりました
長年続けていた白髪染めをやめて、60代を迎えてからグレーヘアにしたきょうこばぁばさん。すると、思いがけない変化があったそう。
「明るい髪色になったら、敬遠していた華やかな色の服が映えるんです」
以来、プチプラの服や新しいアイテムにも積極的に挑戦しているそう。
「若い頃は余計な見栄に振り回されて失敗も数知れず(笑)。でも、年齢を重ねて自分にとって心地いい服、似合う服がわかった今が、いちばん素直におしゃれを楽しめている気がします」
柔軟な感性でファッションを楽しむきょうこばぁばさんが実践する、おしゃれのルールや工夫をご紹介します。
白髪は染めない。手間がなくなり、髪質も改善
「白髪が気になり始めた頃から髪を黒く染めていましたが、ある日、鏡を見て年齢相応に老けた顔と、若々しい黒髪の組み合わせに違和感を覚えたんです」。そこで、62歳のときに、白髪染めをやめることに。
「ショートヘアだったのも幸いし、8か月ほどで本来の色に。周りからも好評で、染めることによる髪の傷みもなくなっていいことずくめです」
プチプラをあなどるなかれ。トレンドを知る場所にも
季節の変わり目に“パトロール”するのが、ユニクロ、GU、ZARAなどのプチプラブランド。
「店舗に並んだ服を見ることで今年の流行がつかめます。レディースにはないシルエットが見つかるので、メンズも欠かさずチェックするのがマイルール」
首元は隠さない。存在感のあるものを重ねて
年齢が出る首元は、つい隠したくなりますが、あえて視線を集めるチョーカーやネックレスを重ねづけ。
「シンプルな服にアクセサリーで変化をつけるのが好き。気になるところは思いきって見せた方が悪目立ちしません」
明るい色を積極的に取り入れる
「もともと赤は好きな色でしたが、小物が中心。年齢を重ねると、鮮やかな色の面積を増やした方が、顔を生き生き明るく見せてくれるのは発見でした」。
原色を1枚で着るのは抵抗がある場合、白いシャツやカットソーを間にはさむのもおすすめだそう。
「マイ定番」も定期的に見直す
スカートよりも断然パンツ派。シンプルなトップスとの組み合わせが定番スタイルですが、飽きがこないようにアイテムは定期的に見直します。
「チノパン一辺倒はやめ、サイドにポケットのあるワークパンツも取り入れました。裾をまくってはいたり、シルエットの変化を楽しんでいます」
きょうこばぁばさんのファッションは発売中の『60歳からはわたし基準でうまくいく!』でも見ることができます。ものや住まい、人づき合いなど、身軽に過ごすアイデアが盛りだくさん。ぜひチェックしてみてください。
きょうこばぁばさん(66歳)
ファッションや、“じぃじ”や娘家族との日々のごはんを紹介するインスタグラム(@kyokoba_ba)が話題を呼ぶ。著書は『ちょっとの工夫でいつものごはんが「わぁ!ごちそう」になるレシピ』(ワニブックス刊)
<取材・文/石井絵里>
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