「エイリアン」最新作の邦題が『エイリアン：ロムルス』に決まり、9月6日(金)より公開されることが発表。あわせてティザーポスター、特報映像が解禁となった。
【写真を見る】『エイリアン２』は4K UHDが発売されている

恐怖の原点にして頂点である『エイリアン』(79)の“その後の物語”を描く本作。『エイリアン』を監督した巨匠リドリー・スコット自身の製作によって映画化される。スコットの『エイリアン』からはじまり、『エイリアン２』(86)はジェームズ・キャメロン、『エイリアン3』(92)はデヴィッド・フィンチャーと、映画界のレジェンドがメガホンをとってきた本シリーズ。その最新作の監督に抜擢されたのは『ドント・ブリーズ』(16)の鬼才フェデ・アルバレスだ。時系列的には『エイリアン』と『エイリアン２』の間に位置する作品となっており、これらの偉大なる過去作の世界観を守りつつも、全く独立したストーリーが語られる。キャスト陣には、ソフィア・コッポラ監督作品『プリシラ』(公開中)でヴェネチア映画祭主演女優賞を受賞したケイリー・スピーニーをはじめ、デヴィッド・ジョンソン、アーチー・ルノー、イザベラ・メルセードらが集結。アルバレス監督は「もしどの『エイリアン』も観たことがないのならば、これは、その1本を見る素晴らしい機会になる」と本作に関して語っている。


本日4月26日(金)は『エイリアン』劇中で宇宙船ノストロモ号の乗員たちが初めてエイリアンに遭遇した惑星LV-426にちなみ制定された記念日“エイリアンの日”。そんな記念すべき日についに本作の特報映像が初解禁となった。今回解禁された特報映像では、薄暗く閉ざされた宇宙ステーションの不穏な音楽と、若者たちの悲鳴をバックに響かせ、血塗られたラボが恐怖の幕開けを知らせている。若者たちに次々と襲いかかっていくのは、人間に寄生することで成長する最恐の生命体エイリアン。クモのような見た目をしたエイリアンの第二段階、フェイスハガーが、多数の脚で宿主の顔に襲い掛かり、口に寄生管を挿入し寄生していくおぞましいシーンも。最後には、エイリアンが進化を遂げた最終形態、ゼノモーフと対峙するところで映像は締められており、見る者を震え上がらせるエイリアンの圧倒的な造形、手に汗握る緊迫した展開に期待が高まるものとなっている。

あわせて本作のティザーポスターが公開に。標的めがけて暗闇から静かに忍び寄り、人間の怯える悲痛な声まで聞こえてきそうなほど、おどろおどろしいエイリアンの姿が印象的なポスターとなっている。まさに“エイリアンの日”の解禁にふさわしいビジュアルだ。

逃げ場のない宇宙空間で、若者たちはエイリアンの脅威にどう立ち向かうのか？広大な宇宙の密室で起こる“究極のサバイバルスリラー”をぜひ楽しんでほしい。

文/鈴木レイヤ


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