西野七瀬と結婚した山田裕貴の「熱愛報道の直後の“発言”」がシビれる理由

山田裕貴instagramより

西野七瀬と結婚した山田裕貴の「熱愛報道の直後の“発言”」がシビれる理由

4月26日(金) 15:46

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2024年3月31日、山田裕貴と西野七瀬との結婚が発表された。2023年の交際報道から、かなりの注目を集めてきた。

山田裕貴は、演技、佇まい、発言など、外面と内面すべてをひっくるめてカッコいい。交際から結婚までの山田流のクールな運びと対応の連続だった。

イケメン研究をライフワークとする“イケメン・サーチャー”こと、コラムニスト・加賀谷健が、山田裕貴の結婚にシビれる理由とは?

アップデートするカッコよさ



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「何だ、完成って一度きりじゃなくていいんだ」

山田裕貴が出演するエビスビールの新CM「エビスは何度でも完成する。」篇から印象的なフレーズを引用してみた。

商品であるビールの魅力を伝えつつ、広告的にならないぎりぎりのところで表現に昇華するのが、山田裕貴という俳優のカバー力だ。

控えめにいって、カッコいい。もっといえば、シビれる。1970年、三船敏郎を起用し、「男は黙ってサッポロビール」という(いかにも前時代的な表現の)キャッチフレーズで宣伝したサッポロビールに代わって、同社ブランドを山田が時代に合わせてアップデートする新しい価値観のカッコよさでもある。

映画やドラマではないCM作品でむしろ俳優としての魅力を引き立たせる。それがビールだけでなく宣伝塔である自身の宣伝効果になることは百も承知の上で、俺は俺スタイルの山田節が炸裂する。

好感しかない「やったぞー!」報告



炸裂するといえば、ビール関連でもうひとつ。4月2日に行われた「YEBISU BREWERY TOKYO グランドオープン記念イベント」後の『めざましテレビ』(フジテレビ)インタビューでは、ビールの味を聞かれた山田が、「味ってもしかしたら気持ちなのかな?」と答えるひと幕があった。質問者の原田葵アナウンサーだけでなく、誰もがあの話題を祝福せずにはいられなかった。

3月31日、山田と西野七瀬の結婚が正式に発表された。同イベントが、結婚発表後初のオフィシャルな場だった。山田の答えに対しての原田アナの「深いですね」というナイスな返しがすべてを代弁してくれた。

山田が月曜日レギュラーを務める『オールナイトニッポン』(ニッポン放送)では、4月1日深夜放送で結婚発表にふれ、「やったぞー!」と叫んだことが話題になった。いいなぁ、こういう素直な感じ。ここでも山田節のカッコよさには好感しかなかった。

熱愛発覚時のシビれる一言



山田と西野の出会いは2021年。コント番組『LIFE!』(NHK総合)をきっかけに、ドラマ『ハコヅメ~たたかう!交番女子~』(日本テレビ、2021年)での共演がある。お互いオンラインゲーム好きらしく、「モンスターハンター」つながりがふたりの距離をグッと縮めたよう。

西野は2018年に乃木坂46を卒業することを発表。そういえば、この年、山田は中日ドラゴンズ対ヤクルトスワローズ戦の始球式に登場して、元広島カープ選手だった父・山田和利の面影が自然と重なりながら投球していた姿が清々しいものだった。あれで山田に惚れ込んだ人は多かったんじゃないか。

交際が発覚したのが、2023年7月のこと。メディアがこぞって騒いだけど、ここでも山田は冷静だった。7月11日放送の『オールナイトニッポン』でのこの一言。「ただ一つ僕が言えることは、両者温かくそっと見守ってくれると嬉しいです。本当にこれに尽きます」と。やっぱシビれるなぁ。

「山田裕貴さんに人生賭けます!」



西野との交際を応援しつつ、とことん惚れ込んでやろう強化週間に入った筆者だったが、交際発覚直前にちょうど放送が終了したのドラマ作品に思いを馳せた。

赤楚衛二とバディを組む共演作『ペンディングトレイン-8時23分、明日 君と』(TBS、2023年、以下、『ペンディングトレイン』)だ。

本作は山田にとっては民放ゴールデンプライム帯連ドラ初主演作だった。すでに目覚ましい彼のキャリアを考えれば、意外過ぎた。というか、ちょっと拍子抜け(?)。きっと制作背景にも並々ならないものがあるのだろうと、同作最終話を前に脚本を担当した金子ありさに筆者はインタビューした。

すると金子の口から飛び出したのは、「山田裕貴さんに人生賭けます!」と語気を強める一言だった。それ以上でも以下でもない。『着飾る恋には理由があって』(TBS、2021年)など数々の名作を送り出す重鎮脚本家からこんなパンチラインが繰り出されるなんて。

然るべき山田物語



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ファンだけでなく制作サイドまでが、こうもがっちり魅了されてしまうだけの人なのだ。金子へのインタビュー時にじんわりきたものが、交際報道、そして結婚発表を経た今、改めて振り返れば、さらにじわりとくる。

金子の代表作『恋はつづくよどこまでも』(TBS、2020年)にちなんで、(山田裕貴への)恋はつづくよどこまでも……と注釈を入れたくもなる。

あるいは、映画脚本デビュー作『電車男』(2005年)の主演俳優の名字が「山田」(山田孝之)であり、『ペンディングトレイン』もまた電車が主要モチーフだったことから自由な連想がつながる。

然るべき山田物語がつむがれ、語られ続ける。ひとつの作品の枠を超え、ひとりの俳優がこういう豊かな類似(連想)を可能にしてくれる。シビれる。山田裕貴、次はどうやってシビれさせてくれる?

<文/加賀谷健>

【加賀谷健】
音楽プロダクションで企画プロデュースの傍ら、大学時代から夢中の「イケメンと映画」をテーマにコラムを執筆している。ジャンルを問わない雑食性を活かして「BANGER!!!」他寄稿中。日本大学芸術学部映画学科監督コース卒業。Twitter:@1895cu

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