ごみ清掃員としても働く芸人の滝沢秀一（マシンガンズ）が、ごみを回収していて気が付いた事実、それが「金持ちの家から出るごみは少ない」ということ。長年にわたりごみを見続けた滝沢氏だからわかる、ごみに隠された秘密を教えます！みんなでごみを少なくして、金持ちになろう！

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先週に続き、今回も特別編！滝沢さんが先生となって、日本のごみのこと、世界の環境のことをわかりやすく教える「誰でも理解できるごみ授業」を行います！生徒は、グラビアアイドルとして週プレでもおなじみの青井春ちゃん。何もわからなくても、ごみに興味がなくても大丈夫！滝沢先生がイチから解説します！



青井 私、一個気になってるのが、破裂する系のごみがあるじゃないですか。スプレー缶とか。あれってどうやって中を空にするのか気になる。だって、破裂するって言われてるんやったら、開けれないじゃん。

滝沢 確かに。本当は完全に使い切ってほしいけど、中身が残ったまま出しちゃう人もいるね。なので、最近は武蔵野クリーンセンター（東京）なんかでは、スプレー缶に穴を開ける機械を導入しています。僕がごみ清掃の仕事を始めた頃は、そういう機械は日本にほとんどなかったけど、今は安全に処理できるところも増えてきているね。

青井 でも、それって最近の話じゃないですか。じゃあ前は？

滝沢 おじさんが足で固定して、釘でカーンって穴を開けていたり。

青井 え～、ウソ。危なっ。

滝沢 めっちゃ危ないんだよ。爆発して中身がビシャーってなったりすることもあるし。

青井 スプレー缶って、アルミホイルをメッチャ硬くしたやつ？





滝沢 スプレー缶はスチールじゃないかな？缶コーヒーとかも一緒。アルミはビールの缶とか、ちょっと柔らかいやつだね。

青井 一緒やと思ってた......。じゃあ、ごみに出すときは缶コーヒーとビールは別にするんですか？

滝沢 分けてくれっていう地域もあるね。

青井 じゃあ、おなじスチールのコーヒー缶とスプレー缶は一緒に出してもいいってこと？

滝沢 地域によっては、スプレー缶の中身を使い切って穴を開けたらいっしょに出していいというところもあるね。

青井 でも怖いよ、自分で穴を開ける作業が。すごいリスキーなんだけど。

滝沢 スプレー缶の中身を出していて、火事が起きることもあるからね。だから、今は穴を開けなくていいところが多くなってきたの。でも、結局はどこかで誰かがやっているということなんですけどね。

それこそ、ごみ収集車の中でスプレー缶が爆発して、火事になることもよくあるんですよ。前回「燃えるごみと燃えないごみを一緒に出していいか？」という課題が残っていたけれど、そういうことなんです。一緒に捨てちゃうと、スプレー缶みたいな危険なごみが混ざってることに気づかないまま、大事故になることがあるんです。





青井 え～、危ない！それは分けて捨てないとあかんかも。

捨てたスプレー缶って、リサイクルされた先はまたスプレー缶ですか？

滝沢 鉄に戻るんじゃないかな。例えば車の一部だったり。





青井 今座っている椅子も、元はスプレー缶かもしれない？

滝沢 ひょっとしたらそうかもしれないね。

青井 すごい。そうなんだ！

滝沢 次週は、「分別されなかったごみはどうなるか？」について話しますね。



※ごみの捨て方のルールは自治体によって異なります。お住まいの地域のルールをご確認ください。



青井春（あおい・はる）

1998年3月26日生まれ

身長164cmB90W58H83

大阪府出身血液型＝O型

特技＝韓国語、華道、茶道、箏曲、ウォーキング

趣味＝寝ること、旅行、メイク

イラスト／北村ヂン撮影／関根弘康

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