<義母の介護で家族バラバラ>夫は介護が最優先?子どもの行事に来られないなんて……【第3話まんが】

4月25日(木) 11:50

【第1話】から読む。
前回からの続き。私(リエ)は、夫(ツヨシ)と2人の子ども(サクラとハルト)と暮らしていました。結婚当初から私に敵意を向けてきていた義母は、産まれた子どもたちにも理不尽な厳しさで接します。そんな義実家と私たち家族のことを、ツヨシが必死に繋いでいるように感じていました。そしてサクラが小6、ハルトが小4の頃に義父が亡くなります。日常生活をひとりで送ることが難しい義母のため、はじめはツヨシが通いでサポートをしていました。しかし徐々に疲弊してきたツヨシは、平日は義実家、土日は自宅に戻るという生活をすることになったのです。
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平日に顔を合わせることがない分、ツヨシは休日にめいっぱい家族サービスをしてくれました。中学受験を控えるサクラの息抜きに家族でお出かけをしたり、子どもたちが好きなアニメを一緒に観たり、ご飯を食べたり。しかしツヨシが自宅にいると、義母からしょっちゅう電話がかかってきます。「具合が悪い」「頭が痛い」「転倒してしまったからすぐ来てくれ」……。ツヨシはそのたび急いで義実家へ戻ることになるのです。
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休日も義母につきっきりのツヨシは、子どもたちと約束していた大切な運動会に来られませんでした。「パパ……結局来なかったね」ガッカリしているハルトを私はなだめます。「仕方ないよ。おばあちゃんの具合が良くないんだから……」小学校最後の運動会を見てもらいたくて頑張ってきたサクラは、約束を破られたことにショックを受けて涙目になっていました。そしてこんなことは一度や二度ではなかったのです。

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ツヨシが一生懸命に義母のサポートをしていることは分かっています。けれど家族の時間を大切にするはずだったツヨシは、今やすべて義母の言いなりです。はじめは父親の不在に悲しそうな顔をしていた子どもたちも、何度も約束を破られているうちに期待をしなくなったようです。とはいえツヨシが義母ひとりを残して出てきて、足腰の悪い義母に何かあってもいけないし……。
子どもたちは気の毒だけれど、現状維持がお互いにとって一番いい選択だろうと私は思っています。

【第4話】へ続く。

原案・ママスタコミュニティ脚本・渡辺多絵作画・猫田カヨ編集・井伊テレ子

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