廃部寸前の弱小バスケットボール部の新任コーチと6人の選手が韓国全国大会を目指す奇跡の実話を描いた映画『リバウンド』が4月26日(金)より公開される。このたび映画のモデルとなったチョン・ギボム選手によるレビュー映像と、著名人コメントやイラスト、新規場面写真が到着した。
【写真を見る】モデルとなったチョン・ギボム選手



2012年、交代選手もいないわずか6名の選手で全国大会決勝進出を成し遂げたカン・ヤンヒョンコーチと、釜山中央高校バスケットボール部。韓国全土に衝撃と旋風を巻き起こした実在するチームの物語が構想11年の時を経て映画化された。監督を務めるのは、韓国初の医療サスペンスドラマで日本でもリメイクされ話題となった「サイン」で脚本と演出を手掛け、Netflix映画『記憶の夜』(17)など、監督としても多くの作品を輩出しているチャン・ハンジュン。脚本は、『工作 黒金星(ブラック・ヴィーナス)と呼ばれた男』(19)で第27回釜日映画賞脚本賞を受賞し、Netflixシリーズ「ナルコの神」などでも知られるクォン・ソンフィと、Netflixシリーズ「キングダム」、ドラマ「シグナル」など話題作を手掛けるキム・ウニら韓国屈指の豪華スタッフがタッグを組む。



バスケットボール部員を全国大会の決勝という晴れの舞台へ導く、ヤンヒョンコーチ役にはドラマ「タッカンジョン」、「マスクガ―ル」や映画『シークレット・ジョブ』(20)のアン・ジェホン。バスケットボール部の部員には、「魅惑の人」、「愛の不時着」、「浪漫ドクター キム・サブ3」などの話題作に出演するイ・シニョン、2AMで俳優としても活躍の幅を広げているチョン・ジヌン、「偶然見つけたハル」、「女神降臨」、「オー！マイベイビー ～私のトキメキ授かりロマンス～」などのチョン・ゴンジュ、ドラマ「恋慕」への出演が話題のキム・テクら新鋭俳優たちがキャスティングされ、実際にバスケットボールのトレーニングをして撮影に挑んだ。韓国では2023年4月に劇場公開され、日本の『THE FIRST SLAM DUNK』(22)に次ぐ、韓国初の本格バスケ映画として話題を呼んだ。



そしてこのたび一足早く映画を鑑賞した著名人から、絶賛のコメントと応援イラストが到着。先日も著名人からのコメントやイラストを解禁したばかりだが、さらに各方面から続々と熱いコメントが届いた。バスケ経験者で、バスケをこよなく愛する俳優の満島真之介は「失敗を大チャンスに変えることができる。リバウンドし忘れたものを取り戻しにいこう。この映画が、そう決意させてくれた」と、勇気と希望をもたらす実話を絶賛。全国大会出場経験を持ち、NHK「あさイチ」にレギュラー出演する俳優でタレントの副島淳も「バスケを通じて登場してくる一人一人の成長が眩しすぎました！高校生という複雑な人間として描かれる葛藤だったり成長だったりが自分の高校バスケ生活と照らし合わせてしまいあっという間に没入してしまいます」と、自身の学生時代と照らし合わせて楽しんだという。イラストレーターのニシイズミユカからは、個性豊かなキャラクターたちを愛らしく描きだしたイラストが到着。


さらに、本作のモデルとなったギボム選手によるレビュー動画も公開された。2023年5月まで福島ファイヤーボンズでプレーしていたギボム選手。今回公開されたレビュー動画のなかでは、映画を視聴しながら、ライバルだったペ・ギュヒョク選手との関係や、ヤンヒョンコーチとのエピソードなど、当時の思い出を振り返っているほか、キャスト陣の再現度を絶賛する場面も。ラストには「僕らのことを本作で描いてくれて感謝しています。昔のことを思い出し、とても良くできたスポーツ映画でもあります。スポーツ映画を作ることは簡単ではなく、フィクション部分もありますが、多くの現実を反映した映画。面白かったです」とコメント。ギボム選手は現在、若手選手の育成に力を注ぐ傍ら、仲間とYoutubeチャンネル(bipbip _ go channel)で活動中だ。

崖っぷち新人コーチと落ちこぼれバスケ部員たちと一緒に笑い、泣く感動の120分。映画『リバウンド』はいよいよ今週末に公開となる。

■＜著名人コメント＞

●満島真之介(俳優)

「失敗を大チャンスに変えることができる。リバウンドし忘れたものを取り戻しにいこう。この映画が、そう決意させてくれた。まだ間に合う。逃げない。諦めない。いつまでも青春に終わりはないんだ！」

●久米宏(フリーアナウンサー)

「ホントかよ！ウソだろ！あり得ね～！次々と起こる最悪の事態そんななかでのアンビリーバブルなスーパープレー！驚愕するのがこれが12年前の韓国で本当に起きたコトだということだ」

●ニシイズミユカ(イラストレーター)



「個性豊かで愛らしいキャラクターたちに、疾走感のあるリアルな試合描写。くじけても、苦しくても、立ち上がり進み続ける彼らの姿に何度も胸を打たれました」

●副島淳(俳優／タレント)

「バスケを通じて登場してくる一人一人の成長が眩しすぎました！高校生という複雑な人間として描かれる葛藤だったり成長だったりが自分の高校バスケ生活と照らし合わせてしまいあっという間に没入してしまいます。スポーツ映画で大事なゲームシーンもみんなクオリティが高く胸熱の展開！しかもこれが実話というのが本当にスポーツは筋書きのないドラマだ！最後に。バスケ最高！」

●岡部大(ハナコ／芸人)

「高校バスケにしかない『熱さ』がこの映画に詰まっています!!パンッパンです!!激アツです!!汗だくです!!バスケはまぐれで勝つことがないスポーツです。だから彼らが勝ったのは『奇跡』ではありません。コーチと6人の出会いが『奇跡』だと思います!!」

文/山崎伸子


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