この漫画は書籍『夫がわたしを忘れる日まで』(著:吉田いらこ)の内容から一部を掲載しています(全19話)。
■これまでのあらすじ
仕事を辞めたいと言ってから2か月が経過したころ、いつも通り会社へ行った翔太でしたが、翔太の会社から、まだ出社していないと連絡がありました。話を聞くと、どこで電車を降りたらいいかわからなくなったと言います。幸いにも、会社の人が駅で座り込んでいる翔太を見つけてくれて大事には至りませんでしたが、ここまでの状態になるまで我慢させてしまったと反省する彩。翔太に限界が来ていると思った彩は、今後のことについてしっかり考えなければいけない、と思うのでした。
仕事を辞めることを翔太の両親に話した彩たち。
彩がフルタイムで働くため、翔太が施設に行かない日は家に来て様子を見てほしいとお願いし、協力を得ることとなりました。
「不安はあるけど私たちならなんとかなる」と彩が翔太に告げると、「とにかく頑張る」と久しぶりに笑顔で前向きな翔太。それを見て彩は嬉しく感じるのでした。
『夫がわたしを忘れる日まで』
著:吉田いらこ(KADOKAWA)
「夫がわたしを忘れる日まで」はこちら
愛する人がどんな姿になっても愛することはできると結婚するときに誓った彩。しかし突然、45歳の夫・翔太が「若年性認知症」と診断されたのでした。幸せな生活が一変し、病状のせいで別人のようになっていく夫。若年性認知症の夫と向かった3年間を描いたお話です。
(ウーマンエキサイト編集部)
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【全話読む】 夫がわたしを忘れる日まで
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