ＢＳ松竹東急(全国無料放送・BS260ch)では、4月27日(土)～5月6日(月)のGW期間に合わせてバラエティ豊かな人気作品を集中放送する。今回は、その中でも＜吹替完全版＞として独占放送となる注目の映画や、懐かしの国内ドラマに話題の韓国ドラマなど、おすすめの番組についてあらすじや見どころを紹介していく。
【写真】鬼気迫る表情で銃を構えるシルベスター・スタローン

■水谷豊主演「熱中時代・先生編」や天知茂主演「江戸川乱歩の美女シリーズ」を放送

4月27日(土)と5月4日(土)には、ドラマ「熱中時代・先生編」を放送。教師という職業を選んだ1人の青年が、教育現場で悪戦苦闘しながら成長していく姿を描いたコメディー作品だ。同作はもともと1978年に放送されたドラマで、主役の小学校教師・北野役を水谷豊が演じたことでも話題になった。4月27日(土)は第7話「熱中先生二ヵ月目のピンチ」と第8話「危険な関係プレイバック」を連続放送、5月4日(土)は第9話「二つの恋のメロディー」と第10話「やって来たガキ大将」を連続放送する。

また4月28日(日)には、映画「魔界転生」を放送。古典伝奇文学作家の山田風太郎による小説を深作欣二監督が映画化したもので、1981年に公開されたオカルト・アクションだ。悪魔の力によってよみがえった九州のキリシタン・天草四郎(沢田研二)が、魔界から細川ガラシャ夫人(佳那晃子)、宮本武蔵(緒形拳)らを生き返らせて自分の仲間にし、幕府への復讐を果たそうとする。そんな彼ら魔界衆に、主人公の柳生十兵衛(千葉真一)が闘いを挑む――。

そして4月28日(日)と5月5日(日)には、「江戸川乱歩の美女シリーズ」も放送。名探偵・明智小五郎(天知茂)が妖しくも美しい女性たちを取り巻く数々の難事件に挑んでいく本シリーズから4月28日(日)は夏純子が出演の「白い人魚の美女」が、5月5日(日)はジュディ・オング出演の「黒水仙の美女」が放送される。妖艶美女の濃厚な官能シーン、ド派手なカーアクションや鬼気迫るクライマックスなど、息を飲むほどの緊張感と手に汗握る興奮が全編にわたって描かれる。

さらに、同日4月28日(日)と5月5日(日)には、私立探偵機関の調査員が人工知能搭載のドリームカーと共に犯罪に立ち向かうドラマ、「ナイトライダー」シーズン4も放送。アメリカでの放送開始から40年以上たった今でも多くの人に愛されている作品で、主人公のマイケル(デビッド・ハッセルホフ)が乗り回す、人工知能が搭載された愛車「ナイト2000」は当時の視聴者の憧れの的に。バイク・ギャングがコンピューターを積んだナイト財団のトレーラーを盗む第5話「凶悪の牙・襲われた財団司令室!!」を4月28日(日)に、マイケルが某国外交官を捜査するために大使館に潜入する第6話「復活ナイト2000！大改造パワー全開」を4月29日(日)に、それぞれ放送する。

■映画「エクスペンダブルズ」シリーズ3作品を一挙放送

4月29日(月)に放送されるのは、ジャッキー・チェン主演の映画「カンニング・モンキー／天中拳」＜吹替完全版＞。放送時間の制約からカットされることが多かった本作だが、“ジャッキー・チェン専属吹替声優”こと石丸博也が限定復活し、新たに音声を追加収録。世界初の独占放送として、多くのファンから高い注目を集めている。

4月30日(火)には、1988年に吉永小百合主演で公開された映画「華の乱」を放送。吉永演じる主人公・与謝野晶子の視点から、大正時代の社会や芸術運動を描いており、有島武郎(松田優作)や松井須磨子(松坂慶子)ら文化人の活動を通し、激動の時代をリアルに活写したストーリーが展開していく。

5月1日(水)・2日(木)・3日(金)には、シルベスター・スタローンが監督、脚本(デヴィッド・キャラハムと共同)、主演を務めたことでも知られている映画「エクスペンダブルズ」シリーズ3作を連続放送。第1作「エクスペンダブルズ」が2010年に公開されると、2012年には続編の「エクスペンダブルズ2」、2014年に「エクスペンダブルズ3 ワールドミッション」が公開されるなど、人気のシリーズだ。アーノルド・シュワルツェネッガー、ブルース・ウィリスをはじめハリウッドを代表するアクションスターが多数共演する

5月2日(木)には、NHK大河ドラマ「天地人」の第4話「年上の女(ひと)」、第5話「信長は鬼か」を連続放送。天下人・豊臣秀吉(笹野高史)に見込まれた上杉家の家臣・直江兼続(妻夫木聡)の人生を描いた作品で、上杉謙信役を阿部寛が、石田三成役を小栗旬が演じたことでも大きな話題を呼んだ。


■GW後半にはアカデミー賞受賞映画「グリーンブック」も放送

GWも後半に入る5月3日(金)には、韓国で高視聴率を記録した大人気ドラマ「キム秘書はいったい、なぜ？」の放送がスタートする。「梨泰院クラス」で一躍時の人となったパク・ソジュンと、“新・ラブコメの女王”と名高いパク・ミニョンがタッグを組み、ツンデレ御曹司と敏腕秘書の心ときめくラブコメをさわやかに描く。

5月4日(土)に放送される映画「新・喜びも悲しみも幾歳月」は、1957年に木下惠介監督が手掛けた「喜びも悲しみも幾歳月」から30年後に再度製作したもの。灯台職員一家が辺境の地を転々とする物語で、加藤剛や大原麗子、中井貴一などベテラン俳優が出演し話題に。俳優陣の高い演技力に当時多くの視聴者が心を奪われた。

5月5日(日)には、2019年の米アカデミー賞で全5部門にノミネートされ、作品賞や脚本賞を受賞した映画「グリーンブック」が放送される。1960年代の人種差別が残るアメリカ南部が舞台で、黒人ピアニストとイタリア系白人の運転手が旅をしながら友情を深めていく様子が描かれる。

そしてGW最終日となる5月6日(月)には、こちらも石丸博也が限定復活し新たに音声を追加収録した、ジャッキー・チェン主演の映画「拳精」＜吹替完全版＞を放送。ジャッキー主演のカンフー映画の4作目で、少林寺を舞台に宇宙の隕石から出現した妖精(拳精)たちから、ジャッキー演じる一龍が拳法を修得しようとする――。GWを締めくくるにふさわしい、痛快アクション満載の必見作だ。



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