映画『ロッキー』シリーズや『エクスペンダブル』シリーズで知られるシルヴェスター・スタローンが、自身の主演ドラマの撮影中、エキストラの俳優に暴言を吐き、有害な職場環境を作ったと告発された。

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Varietyによると、現地時間4月8日に、脚本家のジュリー・ベンソンがX（旧ツイッター）にて、Facebookの投稿のスクリーンショットを公開し、「今週『タルサ・キング』でエキストラをしたアトランタの友人からこの気がかりなニュースを聞きました。キャスティング・ディレクターはこれを不愉快であるとして辞任しています。友人は今仕事に不安を抱いています。スタローン、どう申し開きをしますか？失望を通り越し、激怒しています」とコメント（すでに投稿は削除）。これが拡散されたそうだ。

シェアされた投稿では、スタローンがドラマの監督に対し「この醜いエキストラは何なんだ」と言ったと告発。「彼と監督は特定の人達を酷い名前で呼び、嘲笑した」と書かれ、スタローンの発言を具体的に記載。さらに「『若くて可愛い女の子を俺の周りによこせ』とスライ（スタローンの通称）が言った」と書かれていたそうだ。

ベテランキャスティング・ディレクターのローズ・ロックは、これを不快に感じ、番組を降板。エキストラたちは「製作陣に対し、このようにリスペクトを欠いた態度は到底支持できない」と訴えるため、「力を合わせなくてはいけなくなった」という。

スタローンは現在米アトランタにて、テイラー・シェリダンが製作し、自身が主演を務めるParamount+のドラマシリーズ『タルサ・キング』のシーズン2を撮影しているところだった。

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