歌手の小柳ルミ子が23日に更新したブログで、つい最近までスランプに陥っていたことを告白した。

小柳は最近、年間2190ものサッカーの試合をテレビで観戦しているというほどの「サッカー愛」の強さが注目されており、今年7月にはテレビでの副音声として解説者デビューも果たしており、サッカーファンをうならせる程の知識量を披露。また22日(日本時間23日)、パチューカの日本代表FW本田圭佑がベラクルス戦の後半に途中出場し、デビュー戦で初ゴールを決めたことを伝える記事でも小柳のブログが紹介されたものがあった。ただ小柳は、「ファンの皆さんが心配するといけないので、言っておくね」として、

「私、仕事を選んでなんかいませんよ頂く仕事は全部やらせて頂いてます 頂く事に 心から感謝し どのお仕事にもベストを尽くし 誠実にやらせて頂いてます」
とコメント。歌の仕事が無くなったわけではなく、「その逆で お陰様で、沢山頂いておりました」とも明かした。

ただ、「上手く歌えない 誰の為に 何の為に 歌うのか… 歌う事が楽しくない 苦痛で仕方ない 自信がない 目標がない…」
とスランプに陥っていたことを告白した。小柳は、 「そんな精神状態で歌っても 恥をかくだけ 47年のプライドもあります こんな酷い歌を ファンの皆さんに 聴かせる訳にはいかない なので、暫くは 時間を置き モチベーションが上がる事を ゆっくり自分と向き合いながら いました」
と、その間の過ごし方を振り返る。しかし、現在は順調にスランプを脱しつつあるようで、そのきっかけにはメッシの存在が大きかったとも。

「世界一の選手で あらゆるタイトルを手中に収め 地位も 名誉も 財産も手にしているのに 常にモチベーションをキープし どんな苦難にも立ち向かい ピッチ(ステージ)に立ち続ける！！ 何故そんな事が出来るんだ！？ 凄い事です！！ 素晴らしい人です！！
メッシの苦しみに比べたら 私の苦悩なんて… 私は何をしてるんだー そう、勇気づけられました」
とつづり、歌を遠ざけていたのは自身のスランプにあったと説明。現在は、「もう大丈夫」といい、来月にはディナーショーやコンサートも予定されており、「少しずつ自信を取り戻せると思います」とコメントした。

ファンからは、真摯な小柳の姿勢に、

「独りで抱え込まないでくださいね」
「とても感動しました。」
「告白してくださって有り難くって涙出ます。。。」
「涙出ました。」

といったメッセージが多数寄せられている。

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