女優の有村架純(24)が自身のブログで、小説読後に「愛」について考えていたことを明かしている。
現在放送中のNHK連続テレビ小説『ひよっこ』で主演を務めている有村。1964年の東京オリンピック前後、茨城県北西部にある山あいの村・奥茨城村に育ったヒロイン・谷田部みね子(有村)が、出稼ぎのために東京へ行った父が正月に帰宅しなかったことをきっかけとして、父を探すべく集団就職で上京し、下町の工場で働きながら父を探す。洋食屋で働きながら様々な試練を乗り越える姿を描いている。そんなドラマについて、有村は、
「日々、ひよっこの撮影しております。
今月で撮影開始、7ヶ月目となりました。
連ドラでいうと、2クール目ですね。
あと、1クール分くらいです。
そう考えると、あら、もうそんなところまで。
と思いますが、7ヶ月目も撮影してるんだなぁ。と。」
と撮影を振り返っている。また、
「本や漫画を読むのがマイブームになっておりまして、色んな本を同時進行で読んでいるところです。
台本を読む以外に、今何かできることを探した結果、これくらいしかなかった。笑
私生活、地味だよね。いや、前から地味だけど、さらに地味になった気がする。
大丈夫かな、私。笑」
と明かしつつ、最近はオフの時に唯川恵の小説『雨心中』を1日で読んだ後、“愛”についてずっと考えているとのことで、
「読み終えた後、まだ消化しきれていない言葉がギューっと集まって
寝る前に胸の奥がモヤモヤ?チクチク?して、
虚しいとも違うし、寂しいとも違うし、でも、愛することの定義ってなくて
所有欲?独占欲?
「愛する」ってすんごい難しいような、単純なような、そんな気持ちになりながら
ただただ、大切に思っていただけの気持ちが、色んなことを裏返してしまう
「一緒にいたい」という気持ちが幼なじみ以上に、恋人以上に、家族以上に強かったのかもしれない。
本当の幸せは、恋人同士になることなのか、相手の幸せを願うことなのか
始まりがあれば終わりがあるけれど、始まらなければ終わりもないことが幸せなのか」
「嘘をつくのはあまり好きじゃないけれど、優しい嘘も存在しているわけで、
優しい嘘は、否定も肯定もできる曖昧なものですね。
そういう嘘って、相手のことを考えているようで、
結局自分を守るものでしかないのかなぁ。
相手の全てを受け止めることも愛、かと思えば、「そうじゃない」と否定することも愛。
愛とは、?
なんて思いながら、寝床についたとさ。」
とつづった。有村は同書を
「言葉の紡ぎ方、点と点が結んでいく過程、女性の描き方
とても素敵でした。他の本もさっそく読み進めています。
共にいるときは、いつだって、二人の空にだけ雨が降っている。
タイトル通りのお話でした。」
としており、ファンからは、
「相手と相手の想いを大切にするのが愛。。。」
「いつも思うのですが、架純ちゃんは言葉の使い方とか表現の仕方が、絶妙ですね。」
といった声が寄せられている。
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