書道家・武田双雲氏（41）が28日に財布を無くしてしまったことをブログで報告し、ポジティブな言葉をかけてもらうよう読者に呼びかけた。武田氏は210円を手の平の上に乗せた写真を掲載し、こう書いた。

「手元のこれだけのお金がありがたいとです

カードの手続きなどスーパーめんどいとです

便利は裏返すとめんどいとです、、、

財布なくした経験みんなはあると？

双雲@みんな、おらにポジティブな言葉をおくれ(笑)」

これに対しては、武田氏を慰める声が多数書かれたほか、「とことん惜しんで、出てきたらラッキー、でなければ新しい素敵なお財布を見つけてくださいね」のように、達観したようなコメントも目立つ。

また、自分自身も18万円入りの財布を失ったことを報告する人も出るなど、同様のつらい思いをした人々の交流掲示板のような状況にもなった。その後、武田氏は再度財布についてブログを更新。

カードや免許再発行等の手続きはしたものの、

「まぁいろいろ面倒だけど

慣れてくると、ん？なんか楽だぞ

ってなってくる

なんにも持たない気楽さというか。

スマホを１日触らない日をしたあとの楽さにも似てるかも」

と、少し前向きな気持ちにもなったようだ。また、読者からのメッセージで気持ちが楽になったと感謝の気持ちも述べている。昨今「スマホ絶ち」の旅行ツアーもあるなど、普段持ちなれたものから離れることを奨励する動きもある。

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