プロボクシング元世界3階級王者の亀田興毅(29)が、6月3日に亡くなった伝説のボクサー・モハメド・アリ(享年74歳)への追悼の言葉をブログで述べている。
アリは1942年に米ケンタッキー州で生まれ、1960年のローマ五輪で金メダルを獲得。1964年に世界ヘビー級王座に就くと、その後、ヘビー級で都合3度王座を獲得し、伝説の王者として世界中の人々にその名前は刻まれている。
アリの訃報を聞いた亀田は6月5日、まず、
「華麗なる天才ボクサーとして世界に名を轟かせ、この私自身もアリのボクシングスタイルと対戦相手との駆け引きで使ったパフォーマンスなど、大きく影響を受けた」
と、つづった。アリは、ヘビー級ながら華麗なフットワークと鋭いジャブを得意としたボクサーで、「蝶のように舞い、ハチのように差す」と言われたそのスタイルは亀田にも通じるところ。また、試合前に相手を激しく挑発して注目を集め、KOラウンドを予告して観戦へと誘う手法も、亀田が得意としたやり方だ。
またアリといえば、
「レストランで食事の提供を拒まれ、金メダルを故郷の川に投げ捨てた」
「イスラム教に改宗し、名前を『カシアス・クレイ』から『モハメド・アリ』に改名」
「ベトナム戦争への徴兵拒否でタイトル剥奪」
「アトランタオリンピックで聖火点灯」
など、ボクシング以外でも伝説が多い人物。亀田が生まれたのは1986年で、アリが引退した1981年より遥かに後だが、亀田も大いに影響を受けたようだ。亀田は、
「生まれる前なのでリアルタイムで試合を見ることはなかったが、数々の名勝負は今も語り継がれるほど。同じボクサーとして本当に憧れ、影響を与えてくれ、そして尊敬するモハメドアリに哀悼の意を表したい」
と書き、改めてアリの偉大さを説明。ブログには、「亀田はアリになりたい」と書かれたスポーツ紙の画像も掲載している。
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