菅直人氏 衆院補欠戦受け朝日新聞の「同日選見送り」報道に異論

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菅直人氏 衆院補欠戦受け朝日新聞の「同日選見送り」報道に異論

4月25日(月) 17:50

民主党の菅直人元首相が、4月24日に北海道と京都で行われた衆議院補欠選挙の結果について分析。さらに衆参同日選挙の可能性についてブログで言及している。

今回の補選が行われたのは、町村信孝前衆議院議長が死去した北海道5区と、「イクメン宣言」をするも不倫が週刊文春に報じられた結果宮崎謙介前衆院議員が辞職した京都3区。この夏に行われる参院選を占ううえで重要な両区の補選は、京都では民進党公認の候補者が圧勝したが(自民は公認候補の擁立を見送った)、北海道では自民党公認の候補者が野党統一候補を僅差で破った。

この結果について菅氏は25日、自らのブログで、

「惜敗した野党統一候補は無党派層の支持では自民党候補を大きく引き離しており、投票率がもっと上がれば逆転できた結果だ。その意味では野党統一候補方式の効果を実証した選挙だった」

と、分析した。菅氏が指摘するように、今回の北海道5区で補選の投票率は57.63%だったが、民主党が政権をとった2009年の衆院選の同区の投票率は76.32%だった(民主党の候補者が当選)。

そして菅氏は、噂されている衆参同日選についても述べた。今朝付の朝日新聞は、1面で「同日選 首相見送り」と報じたが、これについて菅氏は、

「安倍総理がそう簡単にダブル選を断念するとは思えない。安倍総理周辺はダブル選見送りの情報を意図的に流しているようだ」
「5月中旬までに地震対策の補正予算を成立させ、伊勢志摩サミットを5月末に済ませればダブル選は日程的には可能」
「中曽根総理の『死んだふり解散(※)』によるダブル選挙を念頭に置いているのだろう」

(※)1986年に中曽根康弘首相が行った衆院解散の通称

と述べ、朝日報道を疑問視。しかし、

「ダブル選で投票率が上がることは野党統一候補にとっても決して悪いことではない」

と、ダブル選挙に向け、意欲を示している。

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