映像配信プラットフォームサービス「AmebaFRESH!」で28日放送された「あっち向いてPAY!~負けたら全額ご馳走トーク番組~」の第一回ゲストに、お笑いコンビ・ウーマンラッシュアワーの村本大輔(35)、中川パラダイス(34)が登場。普段なかなか見せないコンビならではの「ガチトーク」を繰り広げ、視聴数50万超を獲得した。
同番組は、ちょっといいお店でご飯を食べながら、相席してじっくり話をするトーク番組。ただし、最後のお会計は、「あっちむいてホイ」で負けた方が全額自腹で支払わなければならない。
2人が行ったのは、熟成肉で知られる東京・広尾の高級店ステーキハウス「RUSTAKES」。コンビでご飯に行くのは、なんと5年ぶり。村本の誘いを中川が断るそうで、理由は「ダメ出しばかりで楽しくない」から。そんな中川のことを、村本は「ホンネを言わない」「今後、自分が、あるいはコンビとしてどうしていきたいと考えているのかが見えない」といい、「こういう場はありがたい」と、ガチンコトークで臨む構えをみせた。
村本はまず、中川が、理想は「お昼間にたのしい“パラダイス感”がある、食レポするようなロケ」をすることだといいながら、R1グランプリ用のネタとして、下ネタを使っていることに対して「やりたいことと、やってることが違う」と指摘。さらに「下ネタで笑いをとるのは小学生と同じ。それを受けると思っている時点で、芸人として向いていない」
「注意されて、ネタ変えようとしてるやん。(人に言われてネタを変えるくらいなら)自分の面白いことじゃないやん」
「滑る・滑らないじゃなくて、お客さんを嫌な気持ちにさせるかどうか。最低限、笑いとったらいいけど、お金払ってる人に対して、嫌な気持ちにさせるのはダメ」
とお笑いについての持論を展開。そんな村本に、中川は
「注意されると、めんどくさい…」
と早くも鬱陶しいといった姿勢……。そして怒られるという緊張感から、本番でも唇が震えると訴える中川と、村本とのやり取りは、こうだ。
村本「唇震えてたって(オレが)言ったら、震えてないって言うやろ」
中川「(それは)つよがり。(震えるのは)かっこ悪いから」
村本「そういうプライドが、おもんない方向にいってんねん。それは“芸人としてのプライド”じゃない。芸人やったら、唇震えてたほうがおもろいねん。緊張していることが恥ずかしいなら、それも笑いにしろって言ってるやん」
中川「逆にどうなってほしいの?僕に。この先」
村本「“プロ”になってほしい。朝、昼の番組を目指してるんやったら、(下ネタなど、放送できないようなネタではなく)オレの“ゲス可愛い”話を月20個用意して。(そして)トークライブとかをして、遊びに行く回数を減らす。テレビに出る武器をつくらんと。お前にはオリジナリティがない」
中川「(確かに)いままで、それがないから、誰もやれへんようなことをやってしまっていた…」
中川に思いをぶちまける村本。最初、それを嫌だといっていた中川だが、最近ネタを先輩芸人にダメ出しされ、ようやく悔しいという気持ちが芽生えたことを告白。村本がしっかりしているため、「甘えてしまう」ことを認めていた。
ちなみに、メニューの値段を細かくチェックする中川に対し、太っ腹なのが村本。番組中には、スタッフ全員に赤ワインをふるまう場面もあった。最終的な会計は3万7千円で、勝負の結果、村本が負けたが、番組終了時には「2軒目に行こうか」と村本が中川を誘う姿もみせ、今回の放送が、これから2人で食事にいく回数が増えるきっかけになったかも? という可能性を感じさせた。
2人には、
「バランスとれたコンビ」
「むらぴーは、なんやかんや言ってパラ兄を愛してる」
などというコメントが寄せられたほか、放送終了後、村本のTwitterには
「パラ兄に対して熱い説教をして最終的には村本さんが奢る!笑 最高でした笑」
「みんな、ウーマンラッシュアワーが好きなんです 2人でウーマンだぁ!!」
「2人のトーク久しぶりで嬉しかったし、面白かったです ラジオを思い出しました またやってほしいー!!」
「ほんっとおもしろかったです ウーマンラッシュアワーがレギュラーならんかな…笑笑」
というツイートも。2人での今後の活躍を期待するファンは多いようだ。
【関連記事】
・あっち向いてPAY!~負けたら全額ご馳走トーク番組~(AmebaFRESH!)
・ウーマン村本 女芸人ブスネタへの持論展開「泣いた」の声
・村本大輔 相方・中川へ“ゲスキャラ”流誕生日メッセ
・ウーマン村本 なりすましが沖縄でナンパ、怒り露わに
・ウーマン村本 自身のキャラ「ビジネスクズです」宣言