日本オリンピック委員会が30日、今春現役を引退した元モーグル選手の上村愛子（34）に「特別貢献賞」を授与し、都内で授賞式を行った。

　同賞は、1998年の長野冬季五輪から5大会連続の入賞を果たしたことに対して送られたもので、メダリストではない選手としては初めてだという。上村はブログで「私なんかが頂いていいものかと恐縮しました、、」と感想を述べ、喜びの言葉として「メダルを目標にして精一杯頑張って良かったという気持ちにもなりました」と綴っている。

　上村は「この賞が何かに精一杯頑張っている誰かにとって少しでも励みになったり前向きになれる出来事になったら」など希望をコメントし、最後に「素敵な賞をいただいて本当に幸せです。ありがとうございました」と締めた。

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