麒麟・川島明 若手時代の「あんこに合うもの」話公開

9月16日(月) 14:04

 お笑いコンビ・麒麟の川島明(34)が、かつて所属していた劇場「baseよしもと」における若手芸人の間に存在した「暗黙のルール」についてブログで紹介している。それは、「テレビの収録現場や営業先で余った弁当があれば劇場に持って帰ってくること」だという。

 持って帰ることにより、お金のない若手芸人が食にありつけるというわけだ。大抵の場合、楽屋等に置かれた弁当は、人数分以上あるもの。「出演者が関係者を連れてくることもあるし、出演者の好みのことを考えると複数種類用意するため」(番組制作会社社員)とのことで、若手にとっては宝の山のような場所なのだ。一応、制作会社のスタッフに「持ち帰っていいですか?」と聞くのがルールだが、制作会社としても腐らせるのは忍びないため、大抵の場合は「いいですよ」と言われるようだ。

 川島は当時のやり取りを以下のように再現する。

“「弁当持って帰ってきたぞー!」

「ウォォォォ!」

食料を獲得してきた村の英雄は若手に取り囲まれ地鳴りにも近い大歓声で賞賛されます”

 この「村の英雄」だが、ある時、ロケで世話になった業者から60缶の「あんこ」をもらった芸人がいたのだという。これを見た川島は「今からコンビニやスーパー行って意外にもあんこに合いそうな食材を各々が探してきてここで一位決めるってのどう?」と提案をし、8人の芸人があんこのパートナー探しに出かけたのだという。

 その時、カマボコやイナリ寿司などを各自が持って帰り、あんこパーティが楽しく進み、意外に合ったのが「プリッツ」だった。

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