AKB選挙 財力で投票可能、「ランキングの意義」ネットで議論

4月2日(火) 12:51

 高須クリニック名古屋院院長の高須幹弥氏(38)が3月29日、自身のブログでAKB48の総選挙に言及した。AKB48の世代交代をうまく進めるためには、次期センターの渡辺麻友が、ディフェンディングチャンピオンの大島優子から実力で1位の座を奪う必要があると主張。その上で、「もし、大島が出馬して、選挙速報で、1位大島、2位渡辺だったら、私は高須砲をぶちこんででも渡辺を1位にする覚悟がある」と表明した。

 直接的な表現こそ使っていないが、「高須砲をぶちこんでも」という部分はつまり、高須氏が自らの財力をもってして渡辺麻友に投票するという意味だと思われる。CDを購入して投票券さえ入手できれば、1人で何票でも投票することができるというAKB48の総選挙ならではの発想といえるだろう。

 高須氏のこの発言に対し、漫画家の小林よしのり氏(59)はブログで「熱心なファンの思いを削ぐようなことを、金持ちがやってはダメだ」「大金持ちがカネぶち込むと宣言したら、AKBの総選挙なんて矛盾が噴出して、崩壊するのだ」と批判。高須氏は、その後、当該エントリーを削除している。

 また、ネット住民たちも高須氏の「高須砲発言」に疑問を持っている模様。2ちゃんねるを見ると、「もうCDランキングとか意味ないな」「自分のお気に入りをNo.1にしたいだけ CD関係ないやん」「高須クリニックが本気出したら簡単に1位だな」などの意見が出ている。

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