19日、福岡市は、PR活動の一環で、仮想の行政区「カワイイ区」の区長を務めていたAKBの篠田麻里子(26)の退任を発表した。
今年2月1日時点で4万人超の“市民登録”があったが、福岡市男女共同参画審議会では、現在、「カワイイ区は男女差別を助長するものではないか」など4件の苦情申し出を受けた議論が交わされたのだという。
同市では、
「『カワイイ』は、幼いもの、小さいものに対する愛着の感情を表すのみならず、「愛すべき」や「心を和ませる」などの意味として、女性の方だけではなく、あらゆる人や動物、もの、さらには動作やしぐさに対しても使われる素晴らしい言葉です」
としながらも、カワイイ区の意義や魅力、事業の目的を十分に伝えきれていなかったことは非常に残念なこととし、さらに「カワイイ区 = 篠田麻里子さんというイメージが定着した中、カワイイ区に関するこのような議論と直接関係のない篠田麻里子さんに、これ以上ご迷惑をかけるわけにはいかないとの判断から、本日をもって区長をご退任いただくことになりました」とその経緯を説明。
ツイッターなど、ネット上では
「苦情たった4件で見直しか~」
「たった四件で消える事業ってなんなのさ」
などの声が寄せられているほか、1000万円以上かけたとも報じられている同PR事業について、運用の問題があったのではないかと指摘する声も。
なお、後任の区長につきましては、早急に選考を進めるとのことだ。
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