2月24日に配信された『メルマガNEWSポストセブン』4号に、ビートたけし(65)が最近の芸人についての意見を寄稿している。
同メルマガでは、「今週のオピニオン」と題して、ビートたけしほか、櫻井よしこ、勝谷誠彦、吉田豪らの描きおろし原稿を掲載。この号では、ビートたけしが今年2月に急逝した元漫才師の太平シロー(享年55)のエピソードを交えて、独自の芸人論を展開している。
最近の若手芸人についてビートたけしは「正直、今の若手のほうがオイラたちの時と比べて技術的にはだいぶ上だと思う」とコメント。しかし「それが人気や視聴率に比例するかっていうと、そういうワケでもないんだよな」と分析する。
さらに「それが『ブーム』ってヤツの怖いところでね」としたうえで、「芸人の実力が人気に追いついてきて『いい芸してるね』『技術があるね』なんて批評されはじめた頃には、もうブームは終わりに向かってるってことなんだよな」と説明する。
この意見に対し2ちゃんねるでは「俺はたけしには批判的なんだけど、これは納得の文章だな」「流石たけしだな」「これは鋭い指摘と素直に思う。仕事でもそんなところが結構あるんだよなあ」などと、多くの人が納得。
さらに「技術がない頃は滅茶苦茶でも、感性の赴くままに表現するが、中途半端に技術を覚えてしまうと、小手先の技術に頼ってしまうからだろうな」「スポーツでも大概そうだよな。 技術的に洗練すればするほど、みんな同じになり素人目にはつまらなくなっていく」などと、深い分析を加える人も多く見られる。
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