2010年のバンクーバー五輪終了後、1年間の活動休止期間を経て、今年4月に現役続行を表明したフリースタイルスキー・女子モーグルの上村愛子選手(31)が、全日本チームの体力測定に参加した模様をブログで報告している。
久々となる体力測定で上村選手は、「その結果によって、その後の予定が決まる状況なので、一回目の測定前は、ものすごく緊張してしっかり眠れませんでした」という。久しぶりの緊張が影響したのか、1回目の体力測定では、思うような結果が出なかったというが、その1か月後に2度目の測定を行ったところ、「比較的リラックスして望めたお陰で前回の数値を上回るという条件を無事クリア」したとのことだ。
1年以上ぶりとなる「結果が必要」だった今回の体力測定。上村選手は、クリアする確信が持てず緊張したことを明かしており、「練習の成果って言うのは、数値にはもちろん精神的にもこんなに顕著に現れる物なんですねぇ。久しぶりの感覚に、焦りは無いですけれど、あらためて経験出来た事は、良い体験だったと思います」と、現役続行へ向けての大きなステップとなったようだ。
さらに「今は、測定の数値がどうこうではなくクリアできた事が重要。ここから、またあらためて、『復帰』に向けて心身共に前に進める事が出来そうです」と語る上村選手。選手生活への準備は着々と整いつつあるようだ。
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