タレントの中川翔子（25）が父でミュージシャンの故・中川勝彦氏の写真をブログで公開。生前に勝彦氏が自身の絵本の朗読を録音した肉声テープが見つかり、絵本と共に復刊することになったことを報告している。

　中川は自身が生まれて初めてカメラを使って撮ったという写真をブログで公開。生前の父・勝彦氏の写真で「病気になって、細い身体でだけど微笑みを絶やさずに目を輝かせて絵を描いてる姿、忘れられない」と綴る。

　勝彦氏は生前、ミュージシャンとして活動するかたわら、絵本の執筆も行っていた。そのうちの1作である「未知の記憶～Unknown Memory」が絶版・品切れの書籍を復刊させるサイト『復刊ドットコム』で復刊。1月24日から予約を開始した。勝彦氏による朗読CD付版も同時発売する。

　中川は同作復刊について、「生前に、ちいさな子や見えないときも、伝わるように勝彦が朗読したテープがみつかり、これがつくものは非常に数も絞られてしまいます。もともと製本されたぶんもすくなかったものが、こうしてみなさまの想いがつなげてくれた奇跡です」と経緯を説明。

　9歳の時に父と死に別れたの中川は、同作の復刊を喜び「小さかったから親孝行なんかなにもできなかっただけどいま見えたたくさんの足跡、大切にしたいとやっと思えるようになったいま、ひとりでも多くのかたへ想いが届きますようにと願っています」とコメントを綴っている。

【関連リンク】
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