黒澤満
くろさわ・みつる映画/TVプロデューサー
1933年生まれ、東京都出身の映画プロデューサー。早稲田大学卒。55年に日活に入社。多くのロマンポルノ作品を手掛ける。77年に退社し、東映芸能ビデオ(現・東映ビデオ)へ。80年にセントラル・アーツの社長に就任。『最も危険な遊戯』から始まる『遊戯』シリーズや『野獣死すべし』、『探偵物語』などの松田優作出演作品、『Wの悲劇』や『ビー・バップ・ハイスクール』『あぶない刑事』など、数多くの映画やTV作品をプロデュース。2007年に文化庁映画賞映画功労部門、2012年に毎日映画コンクール特別賞を受賞。2018年11月30日に肺炎のため東京都八王子市の自宅で死去。85歳没。遺作は舘ひろし主演の映画『終わった人』。