高橋美智子

たかはし・みちこミュージシャン

マリンバ奏者。東京芸大卒業後、1973年、オランダ・ガウデアムス国際現代音楽コンクール第1位に輝く。彼女の卓越した演奏に触発され、武満徹、ヘンツェ他内外の作曲家が作品を書いて彼女に献呈し、とりわけトン・デ・レーウの「独奏打楽器とオーケストラのための空間音楽」や、 武満徹のマリンバ協奏曲「ジティマルヤ」の世界初演などは絶賛を浴びた。1983年には現代音楽を主に演奏する「高橋美智子パーカッシヴアーツ」を主宰。楽器の変革も試み、コントラバスとピッコロ・マリンバを創案、7オクターブの音域を達成した。また、日本人初のグラスハープ、クリスタルマリンバ演奏家としても活躍するなど、新しい音の世界を探究し続けている。

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