野澤享司
のざわ・きょうじシンガーソングライター
70年代のフォーク全盛期で活躍したユニークなシンガー・ソングライター。伝説のフォーク・イベント“中津川フォークジャンボリー”に出演し、ハーモニカを吹きながら右手でオープン・チューニングのギターを弾き、左手でトイ・ピアノを弾くという妙技で脚光を浴びた。URCのカルト的名盤として有名なファースト・アルバム『白昼夢』を72年にリリース。独創的な楽曲世界はもちろん、ギタリストとしてのユニークさも高い評価を得た。99年には、長年の沈黙を破りアルバム『FENDER BENDER~遥かな海へ』で復活。ギター1本によるインストゥルメンタル曲でファンを驚かせた。