1951年、東京生まれのピアニスト。桐朋学園高等学校音楽科卒業後、1969年アメリカ・インディアナ大学に入学し、ジェルジ・シュベックに師事。1974年、チャイコフスキー国際コンクールで最優秀伴奏賞を受賞。1976年、ツーソン・ピアノ・コンクール、1978年、ピッツバーグ・ピアノ・コンクール、1979年、インターナショナル・スリー・リバース・ピアノ・コンクールでそれぞれ第1位を獲得。1983年以降は毎年一時帰国し、国内の主要なオーケストラと共演を重ねている。1976年からは、チェロの巨匠ヤーノシュ・シュタルケルのパートナーとして世界各地で共演し、絶賛を浴びている。1991年に、ヴァイオリンの藤原浜雄らとピアノ・カルテット、TOKYOソロイスツを結成。また、母校インディアナ大学の教授として後進の指導にもあたっている。