ピアニスト。井口愛子に師事。桐朋学園高校卒業後、ドイツのエッセン音楽院に留学し卒業。クラウス・ヘルヴィヒ、ステファン・アスケナーゼに師事。1972年ブリュッセルのエリザベート王妃国際音楽コンクールに入賞。その後、リサイタル、オーケストラとの共演など国内外で活発な演奏活動を展開。ズービン・メータ、小澤征爾などの著名な指揮者との共演のほか、クリーヴランド弦楽四重奏団やウィーン・フィル・メンバーとの室内楽などで高く評価されている。古典から現代曲まで幅広いレパートリーを誇っており、日本を代表するピアニストとして活躍を続けている。彼女のベートーヴェン「熱情ソナタ」のCDは、アメリカ国内で2万枚以上のセールスを記録した。