1958年、京都生まれの指揮者。山田一雄、渡邊暁雄に師事。1979年、民音指揮者コンクール第1位。1980年に東京芸術大学指揮科を卒業し、タングルウッド音楽祭に参加。その後、ベルリン音楽大学でハンス・ラーベンシュタインに師事した。1982年ルパート指揮者コンクール特別賞を受賞し、日本フィルを振って東京デビューを飾り、同年ベルリン・デビューも果たした。1990年から広島交響楽団音楽監督及び常任指揮者を務め、1991年にはウィーンとプラハで「広島国連平和コンサート」に広響を率いて出演し、高い評価を得た。また、1993年、広響初の東京・大阪公演を行い、絶賛を博した。近年は、東京芸術大学で後進の指導にも当たっている。