1963年、東京生まれのヴァイオリニスト。1981年、東京芸術大学付属高校在学中、ヴィニャフスキ国際コンクールで最年少18歳で日本人初の優勝を成し遂げる。翌年、東京芸術大学入学と同時に本格的演奏活動を開始。ポーランドの演奏旅行、プラハの春国際音楽祭出演、日本フィル・ヨーロッパ公演のソリストなどで好評を得る。 その後も国内外のオーケストラとの共演や、リサイタル活動のほか室内楽でも非凡な才能を見せ、1986年民音コンクール室内楽部門で優勝並びに斎藤秀雄賞を受賞した。ハレー・ストリング・クァルテットでは第1ヴァイオリンを務め、国外でも高い評価を得ている。2001年にはデビュー20周年を記念して、長く共演を重ねてきたピアニストの清水和音とデュオ・リサイタルを行った。また、東京芸大、国立音大で後進の指導にも当たっている。