水上勉
みずかみ・つとむ作家・脚本・エッセイスト
福井県生まれの小説家。1959年に出版された推理小説『霧と影』を機に流行作家となり、61年に少年時代の禅師での修行体験を題材とした『雁の寺』で第45回直木賞を受賞する。63年には社会派推理小説『飢餓海峡』を刊行し65年に映画化。後にTVドラマ化、舞台化されるなど高い関心を集めた。71年に『宇野浩二伝』で第19回菊池寛賞、77年『寺泊』で第 4回川端康成文学賞を受賞するなど数多くの名著を生み出す。98年には文化功労者に選ばれている。
- 出身地
- 福井県大飯郡本郷村(現・おおい町)
- 誕生日
- 1919年3月8日
- 星座
- うお座