柴田南雄

しばた・みなお作曲家・評論家

1916年9月29日生まれ、東京都出身の作曲家/音楽学者。39年に東京大学理学部植物学科を、43年に同文学部美学科を卒業。作曲を諸井三郎に師事。46年に新声会を結成し、叙情的な声楽曲や合唱曲の作曲家として出発。50年代からは入野義朗とともに十二音技法による作曲活動、放送や評論を通じた西洋音楽の紹介活動を展開。以降、ジョン・ケージの偶然性の音楽や日本の伝統芸能に興味をもち、70年代からは引用やコラージュの技法を用いた作風を提示。代表作は、歌曲集『優しき歌』、管弦楽曲『シンフォニア』、合唱曲『花伝書』、交響曲『行く河の流れは絶えずして』など。紫綬褒章、勲四等旭日小綬章など受章多数。96年2月2日に死去。79歳没。

出身地
東京府東京市神田区駿河台袋町(現・東京都千代田区神田駿河台)
誕生日
1916年9月29日
星座
てんびん座

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