木越洋

きごし・ようミュージシャン

1953年生まれのチェロ奏者。吉田貴寿、斎藤秀雄に師事し、77年桐朋学園大学ディプロマ・コース修了。新日本フィルハーモニー交響楽団の首席チェロ奏者を経て、78年から2年間文化庁在外芸術研修員としてミュンヘン国立音楽大学に留学、ワルター・ノータスに師事する。その間ミュンヘン、ジュネーヴなどの国際音楽コンクールで入賞。帰国後81年、NHK交響楽団に入団、以来20年余首席奏者として数々の名演を共にする。また、ソリストとしてリサイタルにも意欲的で、ここ数年毎年行なっているバッハの「無伴奏チェロ組曲」演奏会は、感動的な演奏として評価が高い。2000年4月以降、洗足学園大学よりストラディヴァリウスのチェロを貸与されており、スケールの大きい朗々たる輝きとまろやかな美しい音色を聴かせている。洗足学園大学教授、桐朋学園大学講師。

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