きのした・しんいちミュージシャン
1965年、和歌山県生まれの津軽三味線奏者。17歳でNHKのオーディションに合格すると、86・87年には津軽三味線全国大会で連続優勝。90年代に入ると木下伸市グループを結成し、三味線によるオリジナルのロックを演奏した。その後はジャズ・ギタリストの渡辺香津美やオーケストラ、ヴァイオリニストなどとも共演、テレビにも顔を出すなど、さまざまな分野で活躍し、注目を浴びる。2001年、2枚のソロ・アルバム『魁』と『傳』を同時リリース。