新日本フィルハーモニー交響楽団
しんにほん・ふぃるはーもにー・こうきょう・がくだんオーケストラ
1972年、指揮者・小澤征爾のもと、楽員による自主運営のオーケストラとして創立。97年より墨田区へ移転。同年オープンのすみだトリフォニーホールを活動の本拠地とする日本初の本格的なフランチャイズを導入。ロストロポーヴィチによる“ショスタコーヴィチ・フェスティヴァル”や井上道義指揮“マーラー・ツィクルス~交響曲全曲演奏会~”など、優れた企画と充実した演奏で高い支持を獲得。定期演奏会や特別演奏会のほか、地元の小中学校や各種施設を訪れるなど、地域に根ざした演奏活動も精力的に展開。99年に小澤征爾が桂冠名誉指揮者、2003年にクリスティアン・アルミンクが音楽監督に就任。若手の異例の抜擢に注目を集めた。