1952年、沖縄生まれのテノール歌手。米軍兵と日本人の母との間に生まれ、生後まもなく助産婦の過失により失明。不遇の少年期を過ごすが、とある牧師との出会いがきっかけで声楽と伝道の道を目指すことを決意。35歳で武蔵野音楽大学声楽科に入学し、同大学院修了。その声はマリオ・デル・モナコを育てた世界的ヴォイストレーナー、バランドーニ氏に絶賛される。2001年にCD発売された「さとうきび畑」が異例の大ヒットとなり、天性の明るさを持つ澄み渡った歌声は、人々の心に深い感動を与え続けている。