新イタリア合奏団
しんいたりあ・がっそうだんオーケストラ
ローマ合奏団を母体にしたイタリア合奏団が、1999年にリニューアルしてできた弦楽アンサンブル。メンバーは、イタリアの主要なオーケストラのコンサートマスターや首席奏者や、国際コンクール入賞者を中心に構成され、弦楽六重奏から室内交響曲に至る幅広いレパートリーを、指揮者なしで演奏するのが特徴的である。また、ソリストもメンバーが交代で担当し、その個人技の水準の高さは注目に値する。ヨーロッパ、アメリカ、アジアの主要都市で数多くのコンサートを開いて、世界で最も優秀な室内アンサンブルの一つと絶賛されている。